2008-08-02 (Sat) 12:36
患者さんからのご相談の一例をご紹介します。
この患者さんは、某歯医者さんで治療したあと顔面に異変を感じ、かかった歯医者さんに質問したところ、一応は返答が返ってきたが、他の医者に見てもらうと返答とはほど遠い診察結果となったそうです。
この歯医者さんは嘘をついているのではないか。
そう思ったこの患者さんは、当センターに「この歯医者さんと裁判で争っていいか?」という怒りにこもった声でお電話をいただきました。
この患者さんは、歯医者さんの理不尽な対応に腹を立てていらっしゃいましたが、その歯医者さんと患者さんが落ち着いてもう一度会話ができるようなアドバイスを当センターから双方にお願いし、もう一度じっくりお話をしていただくことができました。
この歯医者さんは当センターの会員ではないため、その後の結果はわかりませんが、このように、クレームが大きくなる前に、お互いが会話ができるような環境を作ることが私たちの役目となります。
また、言った言わないはトラブルの元です。
歯医者さんは、患者さんに十分な説明をし、そのやりとりを書面で残すようにするとトラブルの回避につながります。

